森田カオル 小説・短説
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鶴よ、どこへ行く
今更ながらなのだが、日本航空、執行役員多過ぎだよ。今、何人いるの?20人位いるんじゃないかな。
そんなもの、はっきり言っていらねぇよ。普通の会社を見てみなよ。副社長や専務常務が10人20人もいるなんざ、ありえねぇ。どんな神経いていやぁがるんだか。
なおかつ、パイロットを辞めさすなど、ありえねぇ。執行役員なんぞ、糞の役にも立ちゃしねぇ。そんなの外注でいいじゃねぇか。
熱くなってしまってすみません。標準語に戻します。
パイロットを含め技術職を辞めさせた会社は、死にます。
もう一度言います。
技術屋を辞めさせたら、会社は無くなります。
日本航空は、自殺を図ろうとしています。
「月の収入が30万では、生活費が無いから、食費を削ります。でも、住むところは豪華にしたいから、月30万の家賃は削りたくありません」と言っているのと同じ。
取締役は辞職したらしいが、焼け石に水でしょう。「交際費を削りました」と言っているのと同じで、そんなものは、こうなる前にやっておくべきことで、今更やったって遅すぎる。執行役員も全員解任しなきゃ意味がない。
そのうえで、現場の人斬りをするなら、もう会社自体を国有化しない事には収まらないでしょう。
人件費を削減すれば良いなどと考えるのは素人に等しい。経営者の考えることではない。むしろ。それをやろうとした経営者を追放するべきである。
本当に会社を再生させる気があるなら、執行役員は全員無報酬にしなさい。
2010/11/13(土)
22:59
席亭の言いたい砲台
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京都は祇園に行ってきた
ちょっと古い話で恐縮だが、一か月ほど前に京都へ行ってきた。
とはいえ、社員旅行の悲しさ。見たいところをゆっくりと回れず、かなり欲求不満。
ただ、ちょっといい感じのカフェを見つけたことと、吉井勇の歌碑を直に見られたのはよかった。
(カフェの記事は「鶏肋亭別館」
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/k6t_kaoru_morita をご覧頂きたし)
先日(11月8日)に「かにかくに祭」が行われた、ということで、それにちなんで、ちょっとそのとき思ったことを書いてみようと思う。
「祇をん 新門荘」で昼餉を取った後、花見小路沿いを南下し、白川沿いに少し入ったところに、その歌碑はあった。
有名な歌なので、注釈は割愛させて頂く。
桜のシーズンにはライトアップなどの趣向があるそうだが、小生が行ったときは、イベントも何もない時期だった。しかし、かえって雑音がなくて、かえってよかったのかもしれない。
何を感じたのかと言えば、「祇園」という土地の風情は、行ってみないと分からなかったということ。
昔、仕事でちょくちょく新宿区は神楽坂のあたりに通っていたことがある。あの辺ももともと花街で、裏に入るとその面影を残す佇まいに出会える。何年か前に倉本總のドラマの舞台になったところだ。
でも、あの界隈の雰囲気と祇園のそれとは、違うんだな。
祇園の方は昼間しか行っていないから比較にならないじゃないか、と言われるだろうけど、喩えて言うなら、皮膚感の違い、とでも言ったらいいか。
これは小生の感覚なので、反論があれば承るけど、神楽坂は、「年季の入った木の柱の感覚」。で、祇園は、「昔々に作られた、繊細な木工細工に触れる感覚」。
花街の雰囲気ははどこも同じじゃない、というのが感覚的に理解できた。
そういえば、東京で言うと、浅草と上野も雰囲気違うし、池袋のロマンス通り界隈と新宿の歌舞伎町一番街の辺りも、機能的特徴は似ていても別物だ。
他愛のない話題にて失礼。
2010/11/10(水)
23:00
席亭雑感
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餓鬼の遣いじゃないんだからさ…
中国漁船当て逃げの証拠映像、何て呼称するのかわからないので、Yahoo!に倣って、以降「尖閣ビデオ」と呼ぶことにする。
その「尖閣ビデオ」が流出することは、政府は想定していなかったのではなかろうか。警察の内部資料が流出しているのだから、予防策を取らなかったとは思えないが、万全ではなかったんだろう。「万全な対策」がどんなものかもわかっていないんじゃないかな。
「社内の常識は世間の非常識」ではないが、日本の情報管理の甘さは今日に始まったことではない。意識が低すぎる。現金は箪笥にしまっておけば安全、位にしか考えていないんだろう。
プロの危機管理責任者はいるのかいな。
それから、外交もわかっていない。現政権下にはネゴシエーターもいないんだろうな。
尖閣諸島問題もそうだが、ロ大統領の北方領土訪問だって、日本政府は嘗められきっている。
今は事実上の有事なんだよ。
日本が自国の領海だって言っているところへ他国船が来て、政府機関の船に攻撃を仕掛けているんだよ。
外国と喧嘩しろとは言っていない。喧嘩はすべきじゃない。
でも、喧嘩しないのとへらへら笑ってやり過ごすのとは違う。
喧嘩せずに済むための交渉手腕が国家の命運を左右する。
恫喝するのではない。相手が了承して剣を鞘に収められるような交渉ができないなら、政府も外務省も存在意義がない。
自民党だって外交や交渉に長けている人材がいるようには見受けられない。現幹事長は日本道路公団総裁を解任させたとき大ポカをやっているくらいだから。小学生並みの交渉力しかないわな、あれは。
「社内の常識は世間の非常識」ですぜ、旦那。相手は日本人じゃないんだから、それなりの交渉をしなきゃ。
2010/11/07(日)
02:10
席亭のボヤキ
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若手芸人を…
最近名の売れてきた芸人をただ引っ張り出してしゃべらせるだけのTVのバラエティー番組は、見ないようにしよう。
何といっても芸人たちのためにならないよ。
桂文珍師匠が藤山寛美さんから意見されたように(どこで読んだ記事か忘れたが、ウィキペディア『桂文珍』の項にに記述があるので、そちらを参照されたし)、芸人は芸が身についていなければ、素人と同じ。くだらない仕事で日銭をかせがにゃならないのは、本当に何もできない芸能人だけで十分じゃないかな。
TOKYO FMの夕方4時からオンエアされていた「4ROOMS」という番組がこの秋の番組改編で、わずか半年の短命で打ち切りになった。仕事場で(強制的に)聞かされていたので内容もよく知っているが、日替わりの4組の芸人たちの喋りのつまらなかったことこの上なし。むしろよく半年もやっていたなと思う。
ラジオリスナーってぇのは、耳が肥えているんだ。話芸が生半可な連中じゃそっぽ向かれる。
TVは視覚の要素もあるし、大概は収録だから編集で何とか持ってしまうんだが、ラジオの生放送はそんなに甘くないよ。
若い芸人をちゃんと育てようよ。
昔っから居る芸人でも、芸ができなくて、地方営業で客に文句言われている話も聞いている。ああなっちゃ、かわいそうだ。今売出し中の若手はまだ30かそこいらだ。まだまだ将来がある。
でも、俺っちが行くのは、池袋演芸場だけどね。若いのは滅多に出てこねぇ。
2010/10/31(日)
14:15
席亭のボヤキ
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